プロレーシングシリーズ向けのタイミングとデータシステム
“MYLAPS X2プロは、最先端のデータプラットフォームです。メインの新機能には、メッセージやステータス情報を車両と送受信ができる双方向通信があります。
トラックに複数のループを設置すれば、データ送受信のオプションも無限大。MYLAPS ソフトウェア開発キット(SDK)により、用途に合わせたアプリの開発も可能です。
どのような仕組みか?
トランスポンダーは探知ループを通過する際に信号を送信するだけでなく、受信することもできます。この双方向通信がデータへのアクセス・解析を容易にし、可能性を無限に広げます。
マルチループ
X2プロは、トラック上の探知ループが1つでも使用された場合、最適な状態で作動するよう設計されています。トラックに複数のループが設置されていれば、選択肢は無限に広がります。
それぞれの探知ループは、車両がその上を通過する時に情報を送信・受信します。これにより、例えば、車両に搭載されたディスプレイにイエローフラッグを表示して、自動的に危険が生じたことを知らせたり、予測ラップタイムを伝えるたりすることができます。
- レースの安全性が飛躍的に向上
- あらゆるイベントにおいて、常に安全性を確保
- 自動カメラ追跡システム
カスタマイズアプリケーションの開発
X2プロは、ソフトウェア開発キット(SDK)を導入しています。これにより、アプリーションを完全なカスタムで開発することができます。
下記はその一例です。
レーサーの能力を最大限に引き出す
- 重要な車両パラメーターを用い、映像によるラップデータ解析を行う
車両搭載ディスプレイでライブデータを受信
- フラッグ信号の表示
- レースや予選の順位
- ラップスプリットタイム
レース規則の施行
- ジャンプスタートの探知
- ピットレーン内の制限速度やピットストップ時間の計測
- 車両のパフォーマンスデータ
無限の可能性
レーストラックやレースシリーズがそれぞれ異なるように、求められるニーズもそれぞれ異なります。ソフトウェア開発キットを用いることで、ユーザーがそれぞれのニーズや希望に沿ったシステムをカスタマイズすることができます。
下記はカスタマイズ可能な機能の一例です。
- イエローフラッグが表示されている際の追い越しを自動探知
- ノイズ管理
- Push to Passシステムを連動
- 車両のパフォーマンスデータを監視
- 自動フラッグ
- 車両搭載ディスプレイ上でフラッグ信号を表示
- カメラトラッキング(追跡)
- ピットレーン内の速度計測
- モーターバイクの尾灯コントロール